今日でGWの前半戦が終了しました。
会社によっては10連休のところもあるようですが、私の会社はカレンダー通りで明日からはまた出社です...。
さて、今年のGWですが結婚式が控えていることもあり旅行は断念。
その結果お家時間が増えたので、ずっと読みたかった穂高唯希さんの『#シンFIRE論』を読んでみました。
以下読んだ感想です。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
①著者穂高さんの人生への本気度がすごい
三菱サラリーマンになったその日にFIREすることを決意し、収入の8割を投資に回して見事30代という若さでFIRE達成した穂高さんの価値観が綴られた本書。
このままでいいのか、自分は何をしたいのかを常に問う姿勢が強く感じられ、人生に対する熱意が明らかに常人とは異なると感じました。
私自身、日々をなんとなく生きていることへの不安や焦りがある中で本書を読んだので、ハッとさせられる部分が大きかったです。
②主体的に生きることの大切さがわかった
人生において何度と出くわす"選択"という行為。
みなさんはその都度"主体的に"選択できているでしょうか?
私は全くできておりませんでした。
受験も就活も転職もほとんどフィーリング。
もちろんそれで成功した部分もありますがほとんど運。
ふと"私は何がしたくてこの会社に入ったんだっけ"、"そもそもどんな人生を歩みたいんだっけ"と疑問を持つことも増え、その度に答えを持っていないもどかしさを感じていました。
この本に何度も出てくる"主体性"というキーワード。
自分で調べ、自分で考え、自分で選択する。
一見当たり前の行動に見えて、意識しないと疎かになってしまい私のように運任せ、その場しのぎの選択となってしまいます。
自分の人生を自分でコントロールするためにも"主体的"に生きる心がけをしなくてはと喝が入りました。
③自分と対話する必要性
②とも関連しますが、主体的に物事を判断するには自分の価値観・判断軸を把握していなければなりません。
"私は人生で〇〇を重要視しています"、"私の判断軸は〇〇です"
これ即答できますか...?
私は絶対できません
今まで面接等で聞かれる度にその場しのぎで都合のいい回答をしていた私。
それだけでなく、人生観を語る人を冷めた目で見ていました。
自分の価値観を見つけるには自分の過去をさかのぼり、どんな経験をして何を感じ、何を得たか(もしくは失ったのか)を洗い出す必要があります。
私は恥ずかしい経験を思い出すことが嫌で、その作業を極端に避け続けてきていました。
まずは自分の過去を徹底的に見つめ直し、これからはどうしていきたいのかを自問自答することでこれからの人生の方向性を見つけたい、そう強く思いました。
(個人的には急に1日暇が出来たときにも焦らないほどやりたいことがある状態になっているのが理想です)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
久しぶりにゆっくり時間をとれ、自分が今感じているモヤモヤの正体をクリアにし、かつ解決の手引きとなる本を読むことができました。
少しでも生きている実感を得られるよう、まずは自分と向き合い、少しでも自分の価値観を言語化していきたいと思います。